宮城県丸森町
筆甫(ひっぽ)地区
地域おこし協力隊
募 集 要 項少子高齢化・過疎化が進み「限界集落」とも呼ばれる宮城県丸森町で
地域とともに立ち上がり、ともに前に進んでくれる仲間を募集します!
宮城県丸森町筆甫(ひっぽ)地区は、
少子高齢化・過疎化が著しく進む山里です
丸森町筆甫地区は、多くの地域課題を抱えながらも地区住民全員で構成される住民組織を中心に、安心・安全を実感しながら、かつ地域に暮らすことを誇りに感じられる地域課題解決事業に取り組んできました。
これまでに、住民主体による太陽光発電や小水力発電などの再生可能エネルギー事業、買物弱者対策を目的とした「住民&支援者出資型店舗 ひっぽのお店ふでいち」の開業と移動販売事業、地域のライフラインを守るためのガソリンスタンド事業、廃校となった学校を活用したディサービス&保育事業など、さまざまな取り組みを展開してきました。
そして、今私たちは「新たなチャレンジ」に取り組みます。
そこには、新しい力が必要となっています。
いま私たちは、地域とともに立ち上がり共に前に進んでくれる新たな力を求めています。
限界集落とも言える地域の新たな村づくりともなる筆甫地区のプロジェクト。
今回のプロジェクトは少子高齢化・過疎化が進み高齢化率も54%を超える筆甫地区が喜びや誇りや希望を持って存続していくための重要なプロジェクトです。
宮城県丸森町筆甫地区では、私たちと一緒に新たな村づくりに取り組む果敢なる仲間を求めています。
こんな事業に取り組みます!
(1)地域に活気をつくる「農業再生&特産品ブランド」プロジェクトマネージャー
筆甫地区は、かつて稲作や酪農、炭焼きやキノコ栽培が盛んな地区でしたが、東日本大震災による風評被害や少子高齢化などにより耕作放棄地は増加しイノシシなどの獣害もとても大きくなっています。
このような状況において、筆甫地区は農地を有効活用し、農業による地域の再生をはかる動きが出てきています。
今回のプロジェクトは、筆甫地区の住民と一緒になり下記の取り組みを行うことで耕作放棄地が広がる筆甫地区の農業再生に取り組み、地域に活気を生み出していってもらいます。
【具体的なアクション】
○筆甫地区の特産品のブランド化・販路開拓
○耕作放棄地を利用した新たな特産品の開発
○地区内における農産物の生産体制の整備
○筆甫地区の農業再生の取り組みの情報発信 等
(2)地域に誇りをつくる「再エネ推進」プロジェクトマネージャー
筆甫地区は四方を小高い山々に囲まれ、山の恵みを享受して暮らしてきた山里です。
しかし、地域の主産業であった林業も非常に厳しい状況となっています。東日本大震災では、福島第一原発事故の影響もあり、地域の林業はさらに大きな被害を受けました。
このような状況において、筆甫地区では住民自らの手で電力を作り上げようと再生可能エネルギー事業に取り組み、会社を設立しました。今後も筆甫地区では再エネを推進することで「再エネ村ひっぽ」を作っていこうと思っています。
今回のプロジェクトは、下記の取り組みを行うことで、再エネの推進並びにかつて地域の宝と言われた山々において、新たな林業の姿を構築や木材の利用を通して、山里に暮らすことの価値を取り戻し地域に山里に暮らす誇りを生み出していってもらいます。
【具体的なアクション】
○地区内における新たな再生可能エネルギーの調査検討(小水力発電の適地開発等)
○筆甫地区内における「木の駅」「自伐型林業」などの仕組み構築
○筆甫地区の再エネの取り組みの情報発信 等
(3)地域に希望をつくる「移住・定住推進事業」プロジェクトマネージャー
筆甫地区はかつて移住者の受け入れが大変進んだ地区でした。少子高齢化が進むなかで、移住者の増加は地域の未来の希望ともなっていました。しかし、東日本大震災を契機に、その移住の流れはとまってしまいました。
筆甫地区では、今一度地域に希望を生み出すために筆甫地区への移住を進める地域団体と一緒になり、筆甫地区への移住定住を進めていきます。
移住者が増えることは地域の未来への大きな希望になります。限界集落ともいわれる地域に希望を与える大切なプロジェクトです。
【具体的なアクション】
○移住体験ツアーの実施、各種移住フェアへの出展
○地区内空き家情報の整理や移住可能な空き家のリノベーション
○筆甫地区の移住推進の取り組みの情報発信 等
活動と暮らしの
サポート
初めての土地で活動するあなたのために、
筆甫地区では2つのサポートを独自におこなっています。
活動サポート
既に丸森町内で活動している先輩地域おこし協力隊のメンバーがみなさんの活動をサポートします。日常的な活動相談をはじめ、協力隊としてのキャリアをどのように積んでいくのかなど地域おこし協力隊としての活動全般のサポートを行います。
暮らしサポート
初めての土地で活動するために、筆甫地区のローカルルールや生活・住まいに関する相談などが気軽にできる身近な暮らしサポート体制を組みます。ご近所付き合いや地区ごとのイベントなど、筆甫地区になじめるようなサポートを行います。
開始時期と終了後について
・活動開始時期
令和3年1月より
※ただし本人または活動団体の事情により変更する場合あり
・活動終了後の処遇
活動終了後は、本人が希望する場合には活動団体である「一社)筆甫地区振興連絡協議会」または「関連団体のスタッフ」として継続的に活動に従事してもらう予定です。
募集内容
募集人数
2名 ※3つのプロジェクトからおひとつをお選びいただきます。
活動地・所属団体
・活動地
宮城県伊具郡丸森町筆甫字和田 80-2
・所属団体
一般社団法人筆甫地区振興連絡協議会
※地区住民で組織する「地域運営組織」
雇用関係・任用期間
隊員と受入れ団体との円滑な連携や、隊員の自立に向けた自主的な活動を推進するため、隊員と町の間で雇用契約を結ばないこととしております。
委嘱開始日から令和3年3月31日まで(委嘱期間最長:3年間)
※委嘱開始日は相談に応じます。
※年度毎に更新を行います。
※丸森町地域おこし協力隊として、丸森町長が委嘱状を交付します。
対象となる方
次の(1)から(8)すべてに該当する方
(1)丸森町筆甫地区の復興に向けて熱意を持って取り組める方
(2)満20歳以上、おおむね50歳以下の方(能力、スキルによってはこれによらない場合あり)
(3)採用後、丸森町に生活の拠点を移し、住民票を異動することができる方
(4)宮城県丸森町以外(過疎地域に該当する市町村の地域等を除く)に住所を有する方
(5)地域住民とのコミュニケーションが図れ、地域おこし活動に意欲のある方
(6)普通自動車運転免許を有している方又は普通自動車運転免許取得の意思のある方
※町内の移動手段として自動車が欠かせません。
(7)パソコンの一般的な操作(ワード、エクセル、インターネットなど)ができる方
(8)SNS(Instagram、Facebook、LINE)での発信・コミュニケーションを日常的に利用している方
活動日、活動場所、活動時間及び休日
・活動時間/曜日
8:30~17:15(昼食休憩1時間を含む)
平日:月曜日〜金曜日、週5日
・休日/年末年始について
土曜日、日曜日、祝日、年末年始
※休日に活動した場合は振り替え(代休)することを原則とします。
・活動場所
筆甫まちづくりセンター及び本事業に関連する事業所等
待遇及び福利厚生
・報償
月額 208,000 円(国民健康保険・国民年金は各自負担)
・活動等に必要な経費
丸森町地域おこし協力隊活動費等補助金
・研修経費
活動費から研修費用として支給します。
・住居
町及び受入団体等で紹介します。
・活動車両
活動費からリース対応可能
・起業経費
任期後も引き続き町内に住み、事業を行う場合は、100万円の範囲内でその経費を1回のみ補助します。
選考について
募集期間を延長した場合は、
応募者があった都度、選考を実施します。
1第1次選考審査(書類選考)
書類選考のうえ、結果を文書で通知します。
2第2次選考
(面接選考)
第1次選考合格者を対象に、第2次選考(面接)を実施します。日程等は第1次選考結果の通知の際にお知らせします。
なお、第2次選考審査に要する交通費等は個人負担とします。
3最終選考結果の報告
最終選考結果は、第2次選考受験者全員に文書で通知します。
応募方法について
(1)提出書類
・丸森町地域おこし協力隊応募用紙 1部
※こちらからダウンロードしてください。
・住民票の抄本 1部
(2)提出方法
提出書類を直接持参、または郵送ください。
(3)募集期間
令和2年12月10日迄
※募集期間内においても、採用者が決定した場合は募集を終了します。
応募先・お問合せ
(1)応募に関する問い合わせ先・書類の提出先
〒981-2201 宮城県伊具郡丸森町筆甫字和田 80-2
一般社団法人 筆甫地区振興連絡協議会(担当:事務局・吉澤)
TEL 0224-76-2111 FAX 0224-73-6008
E-mail hippo-kou@town.marumori.miyagi.jp(半角)
(2)地域おこし協力隊制度に関する問合せ先
〒981-2192 宮城県伊具郡丸森町字鳥屋120番地
丸森町 企画財政課 企画班(担当 大古田)
TEL 0224-72-3024 FAX 0224-72-1540
※応募・制度に関する問い合わせは、メールでお願いします。
※質問に対する回答は、メールで回答しますが、必要に応じて事務局よりお電話を差し上げることがあります。
一緒に地域をもりあげましょう
書類のダウンロードはこちらよりお願いします。
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